誤審はね返し ブルージェイズ22年ぶりリーグ優勝決定戦へ

公開日: 更新日:

 メジャーで唯一、カナダを本拠地とするトロント・ブルージェイズが勝ち上がった。

 ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第5戦は14日(日本時間15日)、ブルージェイズが6-3でレンジャーズを下し、93年以来22年ぶり6回目のリーグ優勝決定戦進出を決めた。

 ブルージェイズは明らかな誤審をはね返して接戦を制した。

 珍事が起きたのは2-2の同点で迎えた七回表だった。2死三塁の場面でブルージェイズのマーティン捕手の投手への返球が相手打者の秋信守のバットを直撃。ボールが三塁側を転々とする間、三塁走者のオドールが勝ち越しのホームを踏んだ。スコット主審は一度は秋の守備妨害と判定し、得点を認めなかったが、レンジャーズ・バニスター監督が猛抗議。審判団が協議した結果、判定は覆りレ軍の得点が認められた。

 これをブルージェイズ側が納得するはずがない。スタンドのブルージェイズファンは審判団に対して激しいブーイングを浴びせ、グラウンドに物が投げ入れられるなど、球場内が騒然とする中、ギボンズ監督が主審に激しい口調でチャレンジを要求。主審がビデオ判定で確認したが、判定は覆らなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭