ソフトバンク投手陣は神宮での2試合で計12失点。確かに効果はあったようだが、28日の4戦目はそれ以上にヤクルト先発の館山がボロボロ。3イニングで4安打4四球、5失点では、小細工を弄したところで仕方ない。
ソフトバンクの球団関係者が言う。
「確かに神宮球場のマウンドは独特だけど、ドームになる前の西武球場はもっとひどかった。なにせ、ビジター側のブルペンは投手とホームベースが直線になっておらず、歪んでいたからね。当時の投手は口々に『感覚が狂う』と頭を抱えていた。そうした嫌がらせは昔の方がよほど悪質だった」
ヤクルトは三塁側のブルペンに穴でも掘っておくべきだったかもしれない。