大会初の8強入りも…錦織を襲う「ハードコート」の反動
なお、錦織は次戦で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
会場の「インディアンウェルズ・テニスガーデン」はハードコートを採用。他のハードコートと比べてもサーフェスは硬い。錦織に限った話ではないものの、下半身への負担が大きいとされる。
それに加えて、会場は砂漠地帯にあるため、空気は乾燥し、コートの硬さも加わってボールが弾みやすい。長身のビッグサーバーに有利とされ、錦織のような上背がない選手はハンディを強いられる。
錦織は昨季、右肩、左わき腹を痛めた他に、下半身も故障がちだ。常にケガのリスクと闘っている錦織は今大会後にハードコートの反動に苦しめられるかもしれない。
▽錦織の話「タイブレークを2つ取れたのが大きかった。(次のナダル戦は)タフな試合になるけど、リズムに乗ってきたので楽しみ」