保釈された清原被告 5月「法廷逆襲」に巨人軍は戦々恐々
「特にピリピリしているのが巨人軍とウワサされています。巨人で元チームメートだった野村貴仁氏は、テレビや雑誌などで『現役時代に清原にクスリを渡した』と繰り返し暴露していますからね。試合前にシャブを打った清原被告が連続ホームランを放った、なんてエピソードもまことしやかに流れていますが、裁判が始まれば、検察はこうした話について一つずつ、清原被告に事実確認を求めるでしょう。清原被告が覚醒剤を使い始めたきっかけや、使い続けた動機、使用場所、クスリ仲間の有無はもちろん、ペナントレース中の常習や、当時の監督やコーチは本当に知らなかったのか――など、新事実が明らかになるはずです」(司法記者)
■歴代巨人監督が出廷する可能性も
仮に清原被告の口から「毎試合、クスリを使っていました」「監督やコーチも知っていた」なんて証言が飛び出したら、プロ野球界に激震が走るのは間違いない。
「清原被告はプロ野球で西武、巨人、オリックスと渡り歩いていますが、引退後は『巨人嫌い』を公言していました。高校時代のドラフト指名の“裏切り”や、巨人に移籍後の起用法など、不平・不満を挙げればキリがない。巨人軍に対する積年の恨みを晴らそう――と、すべてをブチまけて“逆襲”するかもしれません。そうなれば、当時、巨人で監督を務めた堀内恒夫参院議員や原辰徳前監督が、証人出廷する可能性もゼロではありません」(前出の司法記者)
いやはや、「黒い霧事件」どころの騒ぎじゃ済まなくなってきた。