智弁学園・小坂監督に聞く 教え子・岡本和真の素顔と実力

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――重圧を力に変えるタイプだと。

「普段は周囲に気を使いすぎるくらいの、面倒見がいいヤツなんです。プレッシャーがあった方が自分を出す子ですね」

――巨人では「朴訥な性格」と見られています。

「それでも高校時代に比べれば、しゃべりもうまくなりましたよ。当時は自分ばかりに取材が集中していたので、周囲に申し訳ないと思っていた節もありましたから」

■「記者さん、分かるでしょ?」

――今も連絡はあるのですか。

「よくありますよ。岡本が悩んでいる時もそうですし、私が電話をして巨人がどんな練習をしているのか、教えてもらうこともある。まあ、プロと高校生ではレベルが違うので導入は難しいですが。アイツが酒を飲めるようになったら、一緒に飲みに行きたいですね」

――それにしても、巨人は野球賭博問題で揺れています。岡本も染まっていないか、心配ではないですか?

「いやあ、それはないでしょう。(野球賭博は)投手陣が多いようですから……」

――もし巨人以外の球団に入っていれば……と思うことはありませんか?

「そうした心配もありませんよ。だって、それはねえ、記者さんも分かるでしょ?」

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