甲子園はもう決まり? 急成長の早実・清宮に吹く“追い風”
この試合では「地鳴りのような」歓声に加えて、疑惑のジャッジも後押しした。異様な雰囲気にストライク、ボールの微妙な判定が重なった勝俣は最後、まともに投げられなかった。後に高校日本代表の主力を務めた男でさえ、力を発揮できなくなった。さるマスコミ関係者がこう言った。
「早実寄りのジャッジが多いのは有名な話。相手チームの打球が三塁ベースに当たって転々、走者一掃と思ったら判定はファウルに。相手校が『え~』とひっくり返ったこともあった。甲子園でも早実は微妙な判定に後押しされた。中でも九州国際大付との準々決勝、ストライク、ボールの判定は露骨でした。過去にあの判定はないだろうとボヤいた対戦相手の監督は数え切れません」
主催者もマスコミもファンも、清宮のいる早実を後押しする。都大会はノーシードながら、甲子園出場はすでに決まったようなものではないか。