大物OBに再建託す 西武の次期監督は秋山幸二氏で決まりか
■復帰にまったく障害なし
ソフトバンクOBが言う。
「日本一を花道にユニホームを脱いだ直後の12月、残念ながら、11年オフから病に伏していた夫人の病状が悪化し、亡くなった。あれからもう1年半が経つ。長女はプロゴルファーの夢を断念したし、福岡市内の豪邸もすでに売って、今はマンション住まいです。球界復帰のネックになるものはない。今の西武は黄金時代の緻密な野球は見る影もなく、凡ミスも多い。幸いなことに、選手個々の能力は高く、菊池雄星(25)はやっと開花し、高橋光成(19)や森友哉(21)という有能な若手も伸びつつある。秋山を監督に呼んで、補強もしっかり行えば、3年目、いや恐らくフロントは2年目の2018年には優勝を狙えるチームにしてくれるはずと期待する声が増しているのです」
■40周年と大型プロジェクト
実は、西武球団にとって2018年というのは大きな意味を持つ。かつて西武王国を築いた堤義明元オーナーが、福岡野球からライオンズを買収し、所沢に移転したのは1979年。つまり球団創設40周年の節目の年なのだ。