好リードで田中将大が12勝目 ヤンキース“新女房”の正体
「豪快な打撃だけに注目が集まっていますが、リード、ボールブロックなど捕手としても非凡さを持ち合わせています。リードはマッキャンのようなワンパターンにならず、投手や状況に応じた組み立てを行うなど、クレバーさも持ち合わせている。メジャーの捕手としては珍しいドミニカ出身で、ドミニカは毎回、捕手難にあえぐだけに、来年のWBCで同国の正捕手を務めるのは間違いありません」(スポーツライター・友成那智氏)
2Aトレントンでプレーした14年には5試合の出場停止処分を科された。チームは「グラウンド外の不祥事」との発表にとどめたが、ケンカが原因とみられている。サンチェスは当時を振り返って「僕もまだ若かったから」と話している。
田中もサンチェスとバッテリーを組んでからは、4試合試合(3勝)は計27回で22安打4失点と、まずまずの好投を見せている。