2回戦敗退ジョコに陰り 錦織圭にも“王者叩き”の好機到来

公開日: 更新日:

 男子テニス錦織圭(27)には追い風か。長らく世界ランキングのトップに君臨してきた(現在は2位)ノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)に陰りが見え始めたからだ。

 7度目の優勝を狙った全豪オープンは、19日の2回戦で同117位のデニス・イストミン(30=ウズベキスタン)に敗退。4大大会では08年ウィンブルドン選手権以来9年ぶりに3回戦進出を逃した。

 昨季のジョコビッチは全仏を制して生涯グランドスラム(4大大会全てに優勝)を達成。その後は燃え尽き症候群に陥ったとみられ、母国セルビアでは家族との生活を優先し、練習にも身が入らなかったようだ。

 20日の3回戦で、予選から勝ち上がった同121位のルカシュ・ラツコにストレート勝ち。6年連続のベスト16入りを決めた。世界ランキング5位(第5シード)の錦織圭はもちろん、世界ランク上位の選手にとって、調子の上がらないジョコビッチを叩く絶好のチャンス。今季故障から復帰したフェデラー、ナダルも含めて、王者潰しに目の色を変えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…