薬物選手再評価とトランプ発言…24年ロス五輪に漂う暗雲

公開日: 更新日:

 24年の開催地選定を巡っては、ドナルド・トランプ大統領の「イスラム教徒や不法移民を排斥する」との主張をICO委員が問題視しているという。昨年のリオ五輪では、トーマス・バッハIOC会長の指示のもと、初めて「難民選手団」を結成して、政治や人種、宗教による差別撤廃を訴えたばかりだ。ドーピング問題、大統領の差別発言は、IOC委員の心証を害し、開催地選定の失点につながりかねない。

 これまでロサンゼルスは市民の高い支持率、既存施設の活用など、開催計画が評価され、パリやローマ、ブダペストを抑えて招致レースでリードしていたといわれる。

 24年の開催地が決まる9月のIOC総会(ペルー・リマ)では、ロサンゼルスは惨敗に終わるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出