ソフトバンク田中正義 キャンプの息抜きは“バラード鑑賞”
昨秋のドラフトで巨人など5球団が競合した、創価大出身の最速156キロ右腕・田中正義。およそ1カ月にわたる長い初のキャンプをどう過ごすのか。
「息抜きですか? そうですねえ……」と考えた末にこう明かした。
「ホテルの部屋で音楽を聴くことですかね。イヤホンじゃなくて、スピーカーで聴いています。音量をガンガンに? いやいや、迷惑になりますから、普通の音量です。ノリノリの曲というより、バラードが好きで、よく聴いています」
特に好きなのは、洋楽バラードだという。
「歌手だと、マイケル・ジャクソンとかビヨンセとか。聴いてテンションを上げてマウンドに立つ? いやいや、バラードでテンションは上がらないでしょう?(苦笑い)。どっちかというと、落ち着くためですかね」
キャンプは一軍にあたるA班スタート。5日に3度目のブルペンで85球を投げ、打席に立った侍ジャパンの内川、松田を「はえ~」「吹き上がる」とのけぞらせた。
初めてのフリー打撃登板は第2クール最終日の9日に決定。剛腕は「第2クールは打撃登板に合わせていく」と「バラード効果」で、順調に調整を進めている。