“背水の陣”中日・浅尾が心境吐露 「焦るのはやめました」
■「中継ぎでやりたい」
1月からは今まで接点のなかった元ソフトバンクの馬原孝浩氏(35)のもとで自主トレを実施。馬原は浅尾と同じ右肩の故障経験があり、三瀬幸司スカウト(40)からの紹介で実現した。
「体の構造や仕組みを教えてもらいました。知らないことばかりで新鮮でしたね。今までは体が重くなって負担が大きくなるんじゃないかと思って避けてきた筋トレも始めて、(オフ前より)4キロくらい体重が増えました。他にも2時間かけてストレッチしたり、栄養学を学んだり、勉強になることばかりだった」
一部では選手寿命を長く保つため、先発転向を視野に入れているという話もあるが、「中継ぎでやりたい。先発であれば、(キャンプの序盤から)もっと投げ込まないといけない。それをしていないので、先発というのは考えていません」。
目下の目標は「開幕一軍」だという。まるでルーキーだが、今季が正念場となる。