ロナウド“安全運転”が災い ポルトガルがコンフェデSF敗退
ロシアで開催されている18年W杯の1年前プレ大会「コンフェデ杯」。
優勝候補のポルトガルが、日本時間29日午前3時キックオフの準決勝でチリ相手に大苦戦。0―0から延長でも決着が付かず、PK戦ではポルトガルが1番手から3連続失敗。大会初出場のチリが決勝に進出した。
ポルトガルの絶対的エースFWクリスティアーノ・ロナウドは120分間フル出場したが、PK戦出番なしでチームの敗退を見届けた。コンフェデ杯を主催するFIFA(国際サッカー連盟)は、目玉選手がいなくなってガッカリだろうが、「C・ロナウドの移籍先と言われている英プレミアの強豪マンチェスター・ユナイテッドのチーム関係者は大喜びです」とあるサッカーライターがこう続ける。
「コンフェデ杯が終わった後、C・ロナウドは所属しているスペインの名門レアル・マドリードを離れ、マンU移籍が内定しているともっぱら。移籍金だけで200億円以上のカネが動くビッグビジネスだけに、今の時期にケガをするワケにはいかない。実際、コンフェデ杯のC・ロナウドは、常に60%くらいの力しか出しておらず、チリ戦も手抜きプレーでした。マンU関係者は無傷で大会を去ることになり、胸をなで下ろしているでしょう」
そういうことなのだ。