武闘派プレーで圧倒 畑岡“奈紗ちゃんブーム”巻き起こすか

公開日: 更新日:

 畑岡は12番パー3でティーショットを曲げて左バンカーにつかまり、スタンスはバンカーの外というトラブルに見舞われた。膝を深く曲げて腰を落として構えても、ボールは足元より10センチ以上も下にあるという難しいライだった。しかしニアサイドのピンそば1・5メートルにつけてパーで切り抜けるなどピンチも難なくクリアする技術が光った。

 畑岡は高校3年生だった昨年の日本女子オープンに勝ってプロ転向。すぐに米プロテストに挑戦して一発合格し、今季は米ツアーを主戦場に戦った。ところが18試合に出場して予選通過は6試合だけで、賞金ランク136位と苦戦した。

「畑岡は日本では飛ばし屋ですが、米ツアーでは平均より少し飛ぶぐらいのランク87位。飛距離で対抗できなかった。セカンドオナーだったことが何度もあったと聞いています。飛ばし屋の弱点は、オーバードライブされると、調子が悪いのかなと迷いだす。すると無意識のうちに力みが出てパッティングにも悪影響が出てしまう。宮里藍から“自分を信じてやりなさい”とアドバイスを受けて、日本ツアー連勝。これで迷いが吹っ切れて、米ツアーでも勝つチャンスが出てくるでしょう」(前出の田原プロ)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは