武闘派プレーで圧倒 畑岡“奈紗ちゃんブーム”巻き起こすか
■石川遼より松山英樹タイプ
アマチュアでツアー優勝してプロ転向。「メジャー優勝を目指して」米ツアーで戦うなど引退した宮里と歩んできた道ががよく似ている。“藍ちゃんブーム”を巻き起こした宮里のように、畑岡も日本女子オープン連覇で社会現象になるのか。
ちなみに宮里が日本女子オープンに勝った05年大会(戸塚)の最終日ギャラリー数は2万1018人。今大会最終日は1万2362人だった。
「畑岡はすぐ米ツアーへ行ってしまったから、4年目の宮里より一般への認知度は低く観客動員数は仕方ないでしょう。ゴルフの強さでいえば畑岡のほうが上。しかし、人気という面では言葉がハキハキして情報発信力の高い宮里のほうがスポンサー受けする。男子プロの石川遼がよくしゃべり、松山英樹はあまりしゃべらないように、畑岡はどちらかといえば松山タイプ。試合に勝って、より強くなることで人気が出てくる。日本の女子ツアーはしょせん色物扱いで、“ツヨカワ”という言葉があるようにちょっとばかり美人やかわいい選手はチヤホヤされる。畑岡は世界の舞台で勝ち続けることで人気をつかんでいくと思う」(ツアー記者)
畑岡は今後、今週のスタンレーレディス(6日開幕)、マスターズGCレディス(19日開幕)、TOTOジャパンクラシック(11月3日開幕)に出場予定だ。