大谷も慕う日ハム若きエース 上沢直之の挫折から再生まで
1歳年下の大谷翔平(現エンゼルス)が新人時代、キャンプ宿舎の部屋子で、身の回りのことなどの「教育係」だった縁で近い仲に。大谷が好投した直後に「まあまあだな!」と送って大谷から「きたきた」と返信が来たことも。
「チームメートだった選手が向こうでやって、負けてられないという思いはあります。翔平が抜けたことでチームの下馬評は低かったと思いますが、それを覆したい気持ちでやっている。翔平がいなくても優勝できたら自信になるし、革命が起きると思うんです」(上沢)
今は右肘を故障した後輩のことが心配に違いない。
【サッカー少年】
3人兄弟の末っ子。野球を始めたのは中学からだった。小学生時代はサッカーと水泳に熱中。サッカーはディフェンスをやっていた。父の和也さんは、小さいころから野球に入れ込みすぎてケガをさせたくなかったそうだ。その和也さんは福島・磐城高でエースを務め、立教大に進学するも、肩を壊して野球を断念した経緯がある。今は地方テレビ局に勤務する。
【下位指名の星】