決勝T初戦でいきなり独と再戦も ブラジル「W杯因縁」物語
さてブラジルW杯の1次リーグ3戦目でコロンビアと対戦し、コテンパンにやられた日本です。
ロシアW杯の抽選会でコロンビアと同じ組に入り、1次リーグの1戦目で対戦することになった瞬間、私自身は「やった!」と快哉を叫びました。サッカーの神様から「こんなに早くリベンジのチャンスを与えられた」と思ったからです。
結果は――。もちろんご存じですよね。西野ジャパン勝利! 正直に言うと、勝ち点3は難しく、引き分けでも良いと思っていました。仮に負けたとしても次にW杯で顔を合わせた時に打ち負かせばいい、それまで日本代表を必死に応援すればいい。そんなふうに思っていました。
マリーニョさんが、W杯は「終わりのない旅」と評しました。私も「その通り」だと思います。1試合ごとに因縁物語が生まれ、リベンジに燃えるのです。最高のスタートを切った日本は、ひと足先にリベンジを果たしました。お次は、もちろんブラジルの番です。ドイツとの決戦を待ちわびています。