ブレーブス本拠地で怪事件…ここでもボールパークの呪いが
ブレーブスの本拠地で、またしても怪談じみた事件が起きた。
6月27日、アトランタのサントラストパークの中にあるビール冷蔵保管庫で48歳の男性の変死体が発見されたのだ。男性は同球場で売店を運営する会社の社員で、発見者は同僚だった。地元警察は死因の特定を急ぐとともに、事故、他殺の両面で捜査を行っている。
この事件は、ブレーブス関係者に大きな衝撃を与えている。なぜなら、2年前まで本拠地として使っていたターナーフィールドでも2008年以降、ミステリアスな事件や事故でファンが3人も死亡しているからだ。
最初の死者が出たのは08年のことで、25歳のファンが酔った勢いで、球場内の手すりに乗って滑っている際に落下し、頭を強打して死亡。2つ目は13年、30歳のファンが球場駐車場の4階から1階の選手駐車場に転落して命を落とした。警察は自殺と発表した。3つ目は15年のことで、ブレーブス対ヤンキース戦で熱心にA・ロッドをヤジっていた60歳のファンが前のめりになり過ぎ、2階席から12メートル下の1階席に落下、頭部を強打して亡くなった。