W杯決勝T進出で消えた“責任論”それでも田嶋会長でいいのか
ロシアW杯の日本代表は成功したのか、それとも失敗だったのか?
決勝トーナメント進出でウヤムヤになっているが、西野ジャパンの成績は「1勝1分け2敗」。勝ち点3をゲットした初戦コロンビア戦にしても、前半3分に相手が1人退場になりながら、10人の相手を攻めあぐねた揚げ句、ピンチを迎えることも少なくなかった。
「W杯開幕前に前任者ハリルホジッチを解任し、西野監督を後釜に据えた日本サッカー協会(JFA)の田嶋会長は、監督交代の批判記事が掲載されるたびに広報の責任者を呼びつけては『こういう記事を出させないようにするのがおまえの仕事だろ!』と鬼の形相で怒鳴りつけていた。広報の責任者はテレビ局のスポーツ担当者に頭を下げて田嶋会長のインタビューを放映してもらったり、田嶋会長批判の記事を書いていた某メディアのサッカー担当にポジティブな原稿を書かせたり、それなりに頑張っていたのにボロクソに言われ続け、JFA内で同情を買っていた。ところが決勝T進出でメディアも世論も西野ジャパン礼賛一色となり、田嶋会長も終始ニコニコ上機嫌です」(放送関係者)