ケプカ全米プロVでメジャー3勝目 タイガーの猛追振り切る
【全米プロゴルフ選手権】
首位発進のB・ケプカ(28)が一度もトップの座を明け渡さずに逃げ切り今大会初優勝。今年は全米オープンで連覇を遂げており、メジャー3勝目。同一年に全米オープン、全米プロの2勝は史上5人目だった。
だが、2組前でプレーする4打差6位タイ発進のT・ウッズ(42)がひたひたと迫り、ケプカにプレッシャーをかけた。
先月の全英オープンでも最終日に一時首位に立つなど、10年ぶりメジャー15勝目を期待する観客の大声援をバックにタイガーチャージを見せた。
ウッズは2番、3番の連続バーディーで単独2位へ浮上し、前半は通算11アンダーでターン。ただ得意のスティンガーやドライバーが曲がり、1度もフェアウエーをとらえることが出来なかった。
不運もあった。11番ではバーディーパットが縁で止まり、カップに転がり落ちなかった。
12番、13番連続バーディー後の14番では5メートルのパーパットがカップを半周して痛恨のボギー。