13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

公開日: 更新日:

 阪神中日を自由契約となった左腕投手、オネルキ・ガルシア(29)の獲得に名乗りを上げた。

 キューバ出身のガルシアは米国経由で来日した1年目の今季、150キロ超の真っすぐを武器にリーグ3位の13勝(9敗、防御率2.99)。一時は中日と代理人の間でまとまっていた残留交渉が一転、破談となっていた。

 先発左腕を補強ポイントとしていた阪神にとってはもっけの幸いだが、中日のチーム関係者は別の球団の影を指摘する。

「シーズン終了後、うちと2年4億円の複数年契約で話がついていた。それが、ガルシアの帰国後に状況が一変。代理人が突然、ガルシアが4年以上の複数年契約を望んでいる、ダメなら残留は白紙に戻す、と吹っかけてきたというのです。ガルシアの今季年俸は5000万円。2年4億円でも十分な評価ですよ。それが、4年8億円とか5年10億円とか、そんなカネを出せる球団は限られます。中日内では、ガルシアが行くのは阪神じゃなく巨人じゃないかという声しきりです」

■巨人はヤングマンの配置転換狙いか

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…