森保Jは実力上位のチームとの対戦でアグレッシブさを発揮
森保ジャパンの勝因にCB吉田、冨安の頑張りを挙げないわけにはいかない。特に20歳の冨安は「よくやった!」と褒めてやりたい。強靱なフィジカル、スピードを誇るイラン攻撃陣相手に互角以上に渡り合い、自由にプレーさせなかった。
それにしても森保ジャパンは、準々決勝までピリッとしない戦いの連続だったが、難敵イランを相手にアグレッシブに戦って決勝に駒を進めた。
「どうしてイラン戦のような戦い方を準々決勝までの試合で見せられないのか?」。素朴な疑問を抱くサッカーファンも多いだろう。確かに日本代表は「実力上位のチームと対戦すると攻守が噛み合って素晴らしい試合を演じる」ことが少なくない。決勝の相手はカタールに決まったが、イラン戦のようなパフォーマンスを発揮すれば、5回目の優勝も見えてくる。
(構成・本紙編集部)