実戦へ前のめり…中日根尾「二軍生活」営業面でもメリット

公開日: 更新日:

 春のキャンプで多くの注目を浴び続けた中日ドラフト1位ルーキー、根尾昂(18)。新人合同自主トレ中に右ふくらはぎを痛め、二軍でキャンプを完遂した。

 1カ月間の多くをリハビリに費やした根尾は、実戦に飢えている。5日から始まる春季教育リーグに「いつになるかは分からないですが、すぐに(試合に)入りたい気持ちはあります。早く(試合)やりたいです」と前のめり。早ければ、6日のオリックス戦で実戦デビューを果たす。開幕までに一軍に合流する可能性もあるが、時期尚早という見方もある。営業面からも“二軍推し”の声が聞こえてくる。

「しばらくファームで試合に出てもらったほうが一軍と二軍で集客が分散される。松坂が離脱した今、一軍よりもお客さんが来るかもしれません。もちろん、一軍に比べて入場料は安いですが、グッズも売れる」(球団関係者)

 6日はビジターだが、ファーム公式戦の開幕3連戦はナゴヤ球場開催だ。根尾はキャンプ中に「まったく緊張しないというわけではないですけど、見られている中でどれだけできるのかというのも大事だと思っています」と話していた。

 客が入っていれば、二軍での経験は一軍という大舞台の「予習」にもなる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した