三沢氏昇格で投手Cは3人体制…問われるG原監督の任命転嫁
水野コーチのファーム行きもある
まして今回は全権監督だ。吉村打撃総合コーチ以外は全員新任コーチで組閣したのも、彼らを「育てる」と言ったのも、原監督自身である。
「14年は吉原コーチが球宴期間中に二軍の育成コーチに“降格”。15年の勝呂コーチはオフに退団。時間を置いて冷や飯を食わせていますが、今回結果が出ないからといって、すぐに投手コーチを配置転換させようものなら、彼らを入閣させ、『育てる』と言った任命責任を問われることになる。それでも宮本、水野コーチが投手陣を上向かせることができなければ、今後はファーム行きなどの措置が取られる可能性も十分あります」(前出の関係者)
巨人は今季2度目の3連敗で首位広島に5.5ゲーム差に離された。原監督の責任転嫁とも受け取れるコーチのテコ入れによって、巨人ベンチの雰囲気は悪くなる一方でである。