5連敗にエース菅野も腰痛抹消 投壊巨人を襲う“地獄の連鎖”
菅野の離脱により、来週10日からのDeNA3連戦のローテーションが白紙に戻った。2日に今村、4日にメルセデスを相次いで抹消したこともあり、先発投手が深刻な駒不足に陥っている。
「この日の桜井にしても、1安打しかされていない上、1点勝ち越したのに代打が出された。先発投手が足りないから早めに降板させ、中4日か中5日で来週のDeNAとの直接対決に備えさせたかったからでしょう。ここにきて先発陣が苦しくなり、ただでさえ脆弱なリリーフ陣をさらに疲弊させるという悪循環。勝ちパターンの頼みの中川とマシソンがやられたのだから、原監督は頭が痛いでしょう」(巨人OB)
中日戦の同一カード3連敗は3年ぶり。対中日戦4連敗も3年ぶりだ。首位とはいえ、トータルでも泥沼の5連敗。2位のDeNAも敗れ、2.5ゲーム差は変わらなかったが、歯止めの利かない投壊現象に、原監督は「切り替えること。とにかく切り替えること」と自分に言い聞かせるように繰り返すしかなかった。