楽天美馬がFA権行使表明 巨人は16年以来の“3人獲得”も視野

公開日: 更新日:

 楽天美馬学(33)が27日、国内FA権を行使することを表明した。

「めちゃくちゃ悩みました。結論はまだですけど、一生に一度の権利なので、他球団の評価も聞いてみたいという気持ちでFAすることにしました」

 今季は開幕からチームでただ一人ローテーションを守り、25試合で8勝5敗、防御率4・01。パ・リーグで6人しかいない規定投球回に到達した。

 今季の年俸は6500万円。球団内の年俸が上位4位から10位以内に入るBクラスとみられ、獲得した球団は旧年俸の60%の金銭か、プロテクト外の選手1人と旧年俸の40%の金銭を楽天から求められる。

 ロッテなど複数の球団が獲得に興味を示す中、投手陣の立て直しが急務の巨人も指をくわえて見ているわけはないだろう。

「今オフのFA市場に出そうな投手の中で、実績ナンバーワンの広島・野村が2年総額3億円で26日に残留を決めた。はっきり言って巨人はガッカリでしょう。今季は6勝だったが、16年には16勝で最多勝利、勝率・842で最高勝率の2冠。巨人は先日のドラフトでも即戦力投手の指名がままならなかっただけに、野村は補強の目玉候補だった。こうなった以上、美馬取りに巨人も加わる可能性が高まりました。本人は関東でプレーしたい気持ちがあるそうです」(球界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された