松坂は“腫れ物”に…古巣西武から聞こえるレジェンドの評判
投手陣に松坂について、聞いてみた。
「まだ話してないんですよ」
とはプロ4年目で、昨季7勝9敗だった今井達也(21)。松坂同様、甲子園の優勝投手だが、話しかけたくても、気後れしてしまうらしい。
2017年ドラフト1位の斉藤大将(24)は話すことは話したものの、「野球の話はあまりしてないです。徐々に話していこうとは思っています」と言う。
やはり甲子園で優勝経験のある6年目の高橋光成(23)は、「ありとあらゆることを経験してきた方。練習での姿勢とか、全部が勉強になる」と話すが、だからといって質問攻めにしているわけでもない。
■もったいない
そんな若手たちについて「もったいない」とコボすのが、リリーフエースの平井克典(28)だ。
「話す機会はありますからね。今は主に体力づくりのことを聞いています。例えば、『これまで松坂さんはどうやってきたんですか』など、経験を聞いています。すごい親切に答えてくれますよ。今しか聞けないことってありますからね。シーズンに入ったら、体づくりやトレーニングのことは聞きづらくなる。だから、聞けるときに聞いておいた方がいいと思うんですけどねえ」