いまでも跋扈暗躍する「野球ゴロ」目当ては選手の契約金

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 あるベテランスカウトによれば、かつてチームを夏の甲子園決勝に導いた実績をもつ元監督はその類いとか。その人物はいま、ある強豪校の臨時コーチをしながら、実際に指導する選手やコネがある他校の有望株をスカウトにやたらと売り込むという。選手の契約金の一部が目当てなのだ。そうやってプロ入りさせた選手はひとりやふたりじゃない。

 近年、甲子園に出てプロ野球選手を輩出するようになった関東の強豪校にも、この手の野球ゴロがついている。=つづく

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