交流戦中止で巨人V2を脅かす意外な敵 OB高橋善正氏が指摘

公開日: 更新日:

「開幕も6月以降。当然、試合数は少なくなる。こうなると、どのチームにもチャンスがあるよ。出だし良ければ、そのまま突っ走った方が早い」

 元巨人監督の堀内恒夫氏が18日に自身のブログを更新。5月中の開幕断念と交流戦中止が決まった今季のプロ野球ペナントレースの行方をこう占ってみせた。

 最近10年間の4月の成績をみると、巨人、広島が開幕ダッシュに成功していることが多い。両球団は共に2010年代にリーグ3連覇を達成。通常の試合数でも開幕スタートは大事なのだ。

 元巨人投手コーチでOBの高橋善正氏(評論家)がこう言った。

「試合数が減れば、例年よりさらに開幕ダッシュは重要。その中でも特に投手力の重みが増すシーズンになるでしょう。3月のオープン戦、練習試合終了後、各球団とも個人練習となっている。実戦から離れている野手は、しばらく生きた球を打っていない。もちろん、開幕前に少しはこなすにしても、今シーズン難しいのは、間違いなく投手より打者の方です。最初のうちは好投手には対応できないのではないか。通常なら6月から夏場にかけて投手陣がバテてきますが、6月開幕でなおかつ日程短縮なら、そのまま逃げ切れるかもしれない。先発投手の頭数が揃い、リリーフ陣がしっかりしているチームは、例年以上にチャンスがあると見ています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」