日ハム吉田輝星 今季初登板で「新球」より「直球」手応え
日本ハムの吉田輝星(19)が11日の楽天戦で今季初登板初先発。5回3分の0を4安打3失点で降板した。
「リードを守り切ることができず悔しい」とコメントしたが、「バッターを押し込んで詰まらせる強い真っすぐも投げることができました」と手応えも口にした。
こだわりの強い直球を生かすため、新球フォークを引っ提げて一軍に昇格。その新球で2三振を奪ったが、逆転打を許したド真ん中への失投もフォークだった。
5四死球と制球に苦しみながら、打たれた安打は4。打線が九回に1点差を追いついたため、自身の黒星は消えた。課題も収穫もあった初登板を終え、「もっと真っすぐの精度を高めて、チームを勝たせられるピッチングがしたい」と次回登板を見据えた。