ドラフト候補の“アタマの中身”の探り方 監督にはこう聞く
部長に言わせると、あの選手はアタマが悪いんですかと聞かれてハイそうですと答える監督はまずいない。あえて遠回しに欠点を指摘したりすることが突破口になるケースが多いそうだ。ちなみに、部長にこう聞かれた監督は、よくぞ聞いてくれたとばかりに、「そうなんですよ。自分は彼が1年生のときから口を酸っぱくして言っているんですけど、言ってもポカンとしてる。なぜ、体の開きが早いとダメなのか、それを考えようとすらしないんです」と答えたとか。
監督はしっかり指導しているのに、選手にそれを咀嚼する能力がないという図式にしてやると、堰を切ったように選手のアタマに関して話し始めたそうだ。
部長は性格悪いっスねと言い掛けたけど、すぐに参考にしようと思ったね。
(プロ野球覆面スカウト)