今年のドラフトは“戦略ダダ漏れ”「個室指名」の意外な盲点

公開日: 更新日:

重要なのは外れ1位

 選手を順番に指名していく2位以下はもちろん、今年、各球団が神経をとがらせているのは外れ1位だという。

 各球団の1位指名が近大の佐藤輝明内野手と早大の早川隆久投手に集中しそうだからだ。ドラフト前日の25日までにオリックスソフトバンク巨人が佐藤、ロッテヤクルトが早川の1位指名を公表。日本ハムは苫小牧駒大の伊藤大海投手、中日は中京大中京の高橋宏斗投手の1位指名を公表しているものの、他の5球団は佐藤か早川に行くとみられている。

 しかし、実際に佐藤と早川の交渉権を獲得できるのは当たりクジを引いた2球団だけ。日本ハムと中日がそれぞれ単独指名に成功したとして、佐藤と早川のクジを外した8球団は再び外れ1位で競合する可能性もある。抽選を外し続けて目も当てられない結果に終わるかもしれないだけに、例年以上に外れ1位候補が重要になるというのだ。

「例年ならスカウトは午前中に集まって本番のシミュレーションをやるのですが、今年は会議が始まる直前の集合という球団も中にはある。用意された個室に入らない6人以外のスカウトからの情報漏洩を警戒したからだと聞きました」(マスコミ関係者)

 球団幹部はそれくらい情報漏れにナーバスになっている。

 新形式である程度、情報漏洩が防げるのは事実でも、それ以上にドラフト戦略がダダ漏れすることを危惧しているからに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  2. 2

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  3. 3

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  4. 4

    センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  1. 6

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  2. 7

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  3. 8

    巨人・坂本勇人は「最悪の状態」…他球団からも心配される深刻打撃不振の哀れ

  4. 9

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  5. 10

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり