外野手から始まって、この夏は「遊撃手」を見事にこなし、三遊間にも併殺プレーにも、持ち前のスピードと器用さを発揮。
ストッパーとしてマウンドに上がれば、140キロ台後半の速球とスライダーで打者を圧倒してみせる。
まあ、いいか……は一切なし。納得がいくまで振って、振って、振り込んで納得を得る練習態度に、そこまで追い込んだ練習を続けても壊れない心身の強さ。
すべてが重なるのが、二松学舎大付高当時の鈴木誠也(現広島)だ。
正真正銘の「鈴木誠也2世」。
5年後、今年のドラフト1位候補の怪腕、剛腕たちをすべて打ち砕ける資質あり。