高梨は世界選手権で無念の銅…北京メダル争いライバル続々
正式種目として採用された2014年ソチ五輪では、前年のW杯では2位になったのが最高で、一度も表彰台の真ん中に立っていなかったカリーナ・フォクト(ドイツ)が金、優勝1度のダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(オーストリア)が銀など、4位に終わった高梨も含めて番狂わせが珍しくない。
日本と比べて選手層が厚い欧州ではトップの入れ替わりが激しい。そのため、今季のW杯ランク1位のニカ・クリジュナル(20=スロベニア)、3位のシリエ・オプセト(21=ノルウェー)らの多くは、今年になって結果を残すようになった新鋭ばかりだ。
高梨は北京五輪でもノーマークの若手に表彰台をさらわれかねない。