著者のコラム一覧
後藤逸郎ジャーナリスト

1965年生まれ。毎日新聞大阪経済部次長、東京本社特別報道グループ編集委員などを経て現職。著書に「オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側」(文春新書)。

日本の対策は抜け穴だらけ…訪日外国人がもたらす感染爆発

公開日: 更新日:

 緊急事態宣言下で政府は「人流」を抑えるとして、外出自粛や飲食店の時短を国民に強いた。政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は先月25日、緊急事態宣言解除後も、人流増を防ぐために密集防止や会食制限を訴えた。しかも、日本の国民の大半がオリンピック前にワクチン接種するのは絶望視されている。

 オリンピック時の入国規制緩和が感染爆発を招く最大のリスクなのは明白だ。感染拡大中の「GoToトラベル」継続で、菅義偉首相は「『トラベル』が(感染の)主要な原因だというエビデンスは存在しない」と強弁した。オリンピック後に同じセリフを口にすることは許されない。

【連載】本当にやるのか? 東京五輪7つの壁

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末