松山は偉業達成も…ちょっと残念だった日本語優勝スピーチ

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 松山の言葉をマネジャー兼通訳のボブ・ターナー氏が英語に訳した直後、松山は大きな声で「センキュー!」と言った。通訳のターナー氏はこれでセレモニーを締めたらまずいと思ったのだろう。松山の耳もとで「メンバーへの挨拶も」と囁いた。松山は「えーと、あと、オーガスタ・ナショナルのメンバーの皆さんありがとうございました」と言って、その言葉をターナー氏が訳し、再び「センキュー!」と言ってスピーチは終わった。

■感謝の言葉だけでも

 前出の吉川氏が言う。

「最初から最後まで英語でスピーチをすることはありません。でも、松山選手は2013年から米ツアーを主戦場にし、すでに5勝を挙げている。誰しもが認める立派なツアーメンバーです。コロナ禍でパトロンの入場者数は制限されていましたが、例年以上に大会を開催するための苦労は多かったでしょうし、それは松山選手も知っているはず。せめてオーガスタ・ナショナルGCのメンバーとボランティアには、自分から英語で感謝の言葉を述べて欲しかった。通訳が事前にペーパーに書いて渡してもよかったと思う」

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