ソフトBが交流戦で足踏み中…パ5球団は今が勝ち星の稼ぎ時
逆に言えば、パ5球団にとってはソフトバンクの主力が欠け、足踏みしている交流戦こそ差をつけるチャンス。ここで星を稼いでおかないと、またぞろ日本シリーズ4連覇中のソフトバンクの後塵を拝しかねない。
前出のOBが言う。
「工藤監督は3タテを狙った巨人戦3戦目は共に当たっている栗原にバント、牧原に代打。いずれも裏目に出て、巨人に2年ぶりの黒星を喫した。主力不在でも負けられないという気持ちが焦りにつながり、勝ちを急いている印象です。工藤監督は短期決戦の積極采配には定評があるが、まだ前半戦。選手の気持ちが乗っているポストシーズンとは勝手が違う」
鬼の居ぬ間に何とやら。パ5球団は交流戦で差をつけないと、後半戦で手痛いしっぺ返しを食らいかねない。