陸上日本選手権 男子100mは9秒台のハイレベルな代表争いも
決戦の舞台となるヤンマースタジアムはタイムが出やすい高速コースとして知られる。同スタジアムでは、サニブラウンが2017年の日本選手権で初めて100メートル(10秒05=大会タイ記録)、200メートル(20秒32)の2冠を達成。今月1日の木南道孝記念では女子100メートルハードルの寺田明日香(31)が12秒87をマークして自身が持つ日本記録を更新した。
「長居は反発力があってスピードに乗りやすいため高速トラックといわれています。風向きや気温、気象条件が揃えば好タイムをマークする選手が続出し、9秒台を出しても落選という厳しいレースになるかもしれません」(高野氏)
男子100メートル決勝が行われる25日(20時半)は雨予報。雨が上がるのを願うばかりだ。