しかし、ボランチ兼任の板倉滉(フローニンゲン)、左SB兼任の中山雄太(ズウォレ)、CBと右SBとCBをこなせる酒井宏樹(浦和)もいるため、町田と瀬古が揃って外れる可能性もゼロではない。
選考結果が判明するのは22日。仮に悔しい結果に終わったとしても、彼には先がある。
「麻也君とトミを少しでも揺るがすようなプレーができれば、五輪だけじゃなく、その先も見えてくる。非常に高い壁だけど挑んでいきたい」と町田は毅然と前を向いていた。
そのひたむきさと向上心は、いつか必ず報われるときが来る。そう信じて、今はとにかく鹿島での日々を大事にしてほしい。