巨人が五輪のウラで新助っ人獲得画策 前レッズ3Aのハイネメン加入が決定的
「日本でプレーしたい」
東京五輪・野球に出場する外国人選手の中には、ジャパニーズドリームを夢見る者がいる。
今季は五輪開催による特例で、助っ人獲得やトレード期限が1カ月延長され、8月31日までとなった。日本のプロ野球の渉外担当も五輪の動向をチェックしている。
そんな中、巨人が一足先に五輪後の公式戦再開を見据えて、新助っ人の補強を進めているという。
米球界に詳しいメディア関係者は「かねて野手を探していた巨人が前レッズ3Aのスコット・ハイネメン外野手(28=右投げ右打ち)を獲得すると聞いている」と、こう続ける。
「2015年ドラフト11巡目でレンジャーズ入り。19年にメジャーデビューし、メジャー通算は68試合で5本塁打にとどまっているが、3Aの通算は166試合で打率.304、20本塁打、86打点。出塁率も.369と比較的高い。守備は主に外野で、一塁も守れる。逆方向に打てる技術があるので、オースティン(DeNA)のように大化けする可能性はあるでしょう」