「30年札幌冬季五輪」橋本聖子氏は招致に躍起…安倍元首相が組織委会長の仰天プランまで

公開日: 更新日:

 2030年冬季五輪・パラリンピックの札幌招致計画が本格化してきた。札幌市が先月29日に大会概要案を公表。既存施設の有効活用や式典の簡略化などで、開催経費をこれまでの試算の3100億~3700億円から、2800億~3000億円へと最大900億円削減することで、札幌市民に招致の理解を得たいとしている。もっとも、来年3月までに住民の意向調査を実施するものの、調査は招致の是非を決定するものではなく参考にとどめるというから、事実上、招致が“既定路線”だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(27枚)

■懲りないニッポン

 東京オリパラが2兆円以上の大赤字になるという試算もあるのに、懲りずに招致とは、「よくやるよ」としか言いようがないが、先頭でシャカリキに旗を振っているのは、東京大会の組織委員会会長で北海道出身の橋本聖子参院議員だ。1日、永田町では札幌招致の超党派議員連盟の発足と、橋本氏が議連会長に就くことが決まった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続