日ハム新庄監督が守備・打順シャッフルで初実戦初勝利 選手もサプライズ起用に仰天!
古巣相手に“新庄劇場”が開幕した。
8日に行われた阪神との練習試合。日本ハムの新庄監督は「2番・左翼」に三塁を本職とする野村を配置すると、本来は外野手の万波を「3番・三塁」で起用。「4番・遊撃」に俊足外野手の五十幡を置き、さらに内野手の細川を「5番・中堅」、外野手の王柏融が「6番・一塁」とサプライズが続いた。
これに驚いたのが、阪神──ではなく、日ハムベンチだ。この日のスタメンはナインに通達されておらず、選手も場内アナウンスで自分たちの名前とポジションが読み上げられるたびに「おおー!」と歓声。その勢いもあってか11安打と打ちまくり、阪神に6-2で勝利した。
試合後、新庄監督は「スタメンは、毎日、夜間練習をしているメンバー」と明かし、普段と異なる守備位置も「(選手に)聞いたら、めちゃくちゃ楽しかったらしい」と笑顔を見せた。
新庄監督は複数ポジション制度を取り入れ、練習ではさまざまな守備位置に就かせていた。それでも、まさか対外試合初戦から守備位置も打順もシャッフルとは選手だってびっくりだろう。