巨人4番・岡本和が21打席連続無安打…大不振に「2つの要因」元師匠・内田順三氏が指摘
■筋肉量が増えるも故障も目立つ
現在の体重は100キロジャスト。今オフは体幹やウエートトレーニングなどで体のキレを追求してきた。今年のキャンプでは「筋肉の量が増えて体脂肪が落ちた」と昨季22%だった体脂肪率を17%まで落としたことを明かしていた。昨季のCSは左脇腹痛で出場できなかったため、1年間、戦える体作りに取り組んできた。それでも、3月のオープン戦を上半身のコンディション不良で欠場するなど、最近は故障が目立つようになっている。
前出の内田氏は、「鈴木誠也もそうですが、長距離打者の飛距離と筋肉量は比例します。ウエートは絶対に必要なトレーニングですが、バランス良くやらないとケガが増えるのも事実。岡本は故障に強い男ですが、細心の注意が必要です」と指摘する。
この日は5番ポランコと2番ウォーカーの新助っ人コンビの2発で連勝。それでも「4番の岡本が打たないと巨人は波に乗れない」と言うかつての師匠は、愛弟子の状態を気にかけている。