千葉明徳が初戦快勝!「イチロー効果」二度あることは三度? 指導受けた高校は好成績
これで勢いがつきそうだ。
11日、夏の千葉大会2回戦で千葉明徳が成田西陵に9-0で七回コールド勝ち。初回に足を使った攻撃が奏功し、2安打で4得点を挙げた。
千葉明徳は昨年12月、イチロー(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から約4時間にわたって直接指導を受けた。甲子園出場の経験はないが、夏は2019年から3年連続でベスト8入り。8強の壁をぶち破るべく、打撃、守備、走塁はもちろん、野球の考え方について学び、バットも譲り受けた。春季大会は1回戦敗退と振るわなかったが、「夏に期待しています」とエールをもらっていた。
昨年12月にイチローに教わった学校といえば、甲子園常連校の古豪・高松商(香川)もそうだ。去る10日の夏初戦を大勝。高校通算62本塁打をマークし、今秋ドラフト上位候補の浅野翔吾(3年)を中心に2年連続の甲子園切符を狙う。
「昨夏の甲子園は優勝した智弁和歌山に3回戦で敗れたものの、チーム力は高い。今年も県大会優勝の有力候補です。イチローも昨冬の練習後、『みんな、レベルがとっても高い。センスがいい。期待してます。で、ずっとチェックしています。すごくいい雰囲気で、高松商業。応援したくなっちゃいました。多分、また、来るかもしれないですね』とベタ褒めしたほどです」(放送関係者)
イチローが指導した学校はみな好成績を挙げている。昨夏の智弁和歌山に続き、今春は国学院久我山がセンバツで4強入りし、2大会連続で準決勝に進出している。今夏もひょっとしたらひょっとするか。