虎の新助っ人ロドリゲスに早くも大逆風…シーズン途中獲得がはらむチーム崩壊の“火種”
この男は救世主か、チームを壊すのか……。
阪神の新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が12日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。
チームは現在5位だが、クライマックスシリーズ進出圏内の3位まで1.5ゲーム差。マイナー通算215本塁打の右の長距離砲は「目の前の1勝を目指し、クライマックスにしっかりと進出して優勝を勝ち取りたい」と抱負を口にした。
この日は巨人を相手に12球団ワーストの17度目の完封負け。打線強化は急務で矢野監督は試合後、マルテの緊急昇格を明らかにした。
ロドリゲスへの期待も高まるが、オリックスでプレーした2020年は59試合で打率.218、6本塁打、25打点。さらに振るわなかったのは一塁の守備だ。38試合で8失策を犯し、1年限りでオリックスを去っている。
実際、阪神元監督の岡田彰布氏はデイリースポーツで「ポジションを与え、若手の出場機会をなくす必要はないと思う」とコメントするなど、多くのOB、関係者から否定的な意見が出ている。