投手陣は141試合で両リーグワーストの586失点(1試合平均4.16失点)。昨季は12球団最少の45失策だった守備陣は、今季は同ワースト2位の81失策の拙守で投手陣の足を引っ張った。
誇れるのはヤクルトに次ぐ両リーグ2位の163本という本塁打数くらい。岡本和30本、丸27本、中田24本、ポランコ24本、ウォーカー23本と、07年以来15年ぶりとなる20発クインテットが誕生したにも関わらず、借金生活から抜け出せなかった。
通算16年目の原監督は昨オフに結んだ3年契約1年目。来季も指揮を執ることが濃厚だが、続投で本当にいいのか。巨人ファンもへきえきしている。