ロッテ佐々木朗希「自身初の10勝」に足りないもの…ソフトB戦は5回の走者無警戒で自滅

公開日: 更新日:

「本当にもったいない点の取られ方です」

 こう話すのは、元ソフトバンク投手コーチの山内孝徳氏だ。

 26日、ロッテは今季ここまで9勝4敗の佐々木朗希(20)がソフトバンク戦に先発。制球に難儀しつつも、四回まで2安打無失点に抑えていた。

 冒頭の山内氏が「もったいない」と指摘するのは、五回に死球で先頭打者の三森を出した後だ。三回に続いて盗塁を狙う三森に対し、佐々木は牽制球を一球も投げず。視線を送ったり、偽投を試みたものの、周東を三振に取ると同時に二盗を許してしまった。

 さらに無警戒のまま、三森に三塁へ走られ、1死三塁。牧原を低めのフォークボールで空振り三振に仕留めたはいいが、ワンバウンドで振り逃げとなり、この間に三森が生還。ノーヒットで1点を失い、六回を終えた時点で降板。6回97球、2安打1失点で勝敗はつかず、自身初の10勝に届かなかった。

■ロッテはCS争いから後退

 奪三振も5個にとどまり、3位西武とのゲーム差は「3」に開いてCS進出が遠のいた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」