巨人はコーチ6人が退任…2年連続負け越しでも“親分”原監督は責任取らず“子分”切り捨て
「話が違いますよね。原監督が4年前に3度目の監督に就任した時、オーナーに経験の浅い若いコーチの育成も厳命されたはずです。もちろん、選手同様にコーチだってプロ。いつ契約を解除されるか分からない立場ではあるけれど、最終的な解任の判断は編成面の『全権』を握っている原監督がしたのでしょうから、チーム内には釈然としないものは残る。2年連続負け越した巨人の監督は原監督が初めてなんでしょう? 当然、監督自身が責任を取って潔く身を引くべき、と考えているOBは多いですよ」
OBの中には、「次世代の若いコーチたちを踏み台にして自分だけが生き残った」という厳しい声もある。そんな図太い神経の持ち主だからこそ、来季17年目を迎える超長期政権を築けているわけだ。
外部からは大久保氏の他に、阿波野秀幸氏(58)が投手コーチ、鈴木尚広氏(44)が外野守備走塁コーチとして復帰する。新コーチは「明日は我が身」と覚悟しておいた方がいい。