中大・森下翔太“掛け値なし”の評価 浅野翔吾や蛭間拓哉を凌ぐ人気で複数球団1位指名か
10月20日に開催されるドラフト会議。すでに巨人から1位指名を公言された浅野翔吾(高松商=右投げ両打ち)、西武に1位指名を公表された蛭間拓哉(早大=左投げ右打ち)と同じ外野手では、この2人に匹敵するくらい評価が高いのが、中大の森下翔太(東海大相模=右投げ右打ち)だ。
11日の青山学院戦は4打数1安打ながら、八回の4打席目に足を生かして遊撃内野安打。先日、中日の立浪監督は視察した際に、「力があるし楽しみな選手」と上位候補としてリストアップしていることを明かしていた。
セ球団の関東担当スカウトが「リストが強く、スイングスピードの速さはアマ選手の中でずばぬけている」と絶賛すれば、同じ関東担当のパ球団スカウトは「複数球団が1位指名する可能性がある」とこう話す。
「総合的な身体能力の高さが魅力。打撃は確実性に課題があるが、それを補って余りある長打力も魅力。守備も遠投100メートルで肩が強く、そこそこ足もある。人間性も素晴らしい。試合での整列時の姿勢や声出しを見ていても、真摯に野球に取り組んでいるのが分かるし、実際に関係者からも真面目な性格だと聞いています」