レ軍オーナーは年俸削減方針から主力放出も辞さず 吉田正尚の「5年124億円」にも厳しい目

公開日: 更新日:

「ヘンリー氏は『フェンウェイ・スポーツ・グループ』を起こし、本拠地フェンウェイパーク周辺の関連事業で得た利益の一部、約550億円を投じて、米自動車レースのNASCAR(ナスカー)のラウシュ・レーシングチームや英サッカー・プレミアリーグの名門リバプールを相次いで買収した。今では本業の投資事業から手を引いており、スポーツ事業に専念している。かつては、選手獲得に資金を惜しみませんでしたが、これまで4度も世界一になっているだけに最近は選手の評価もシビアになっています」

 ここ数年は年俸削減の方針から主力の放出も辞さない。5年総額約124億円で入団した吉田にもシビアな目が向けられそうだ。

「チーム編成に大金を投じても、勝敗に関しては『故障者が続出するなど、想定外の事態は起きるので毎年、優勝できるものではない』と淡泊。スポーツに対して理解があり、チームへのサポートは手厚く、オールスターに選出された選手には開催地への移動に自家用ジェットを手配するなど選手ファーストを心がけている。恵まれた環境にいるだけに、結果を出せなければ放出の対象になりかねない」とは地元放送関係者だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…